みなさんこんにちは。
突然ですが、「リンパ」ということばを聞いたことがありませんか?
おそらく、多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。
身体の健康とすごく関係していて、流れが悪いと不健康になる・・・?
今回は知っているようで知らない、そんな「リンパ」のお話をしようと思います。
・そもそもリンパって何だろう?
リンパというのは「リンパ液」「リンパ管」「リンパ節」の3つの総称なんです。
心臓をポンプとして循環する血管から染み出した成分のうち、酸素や栄養が細胞に与えられ、残った多くの水分が静脈へ流れます。
この時、余分な老廃物やウイルス、細菌はリンパ液に絡められて、リンパ管を通ります。
さて、リンパ管を通った異物はどうなるのでしょうか。
それらの異物はリンパ節にあるリンパ球と呼ばれる免疫細胞によって処理されます。
風邪をひいたときに「首の下」や「あご」、「脇の下」といった箇所が腫れたという経験はありませんか?
リンパ節は異物に対して反応行動を起こすので、病気の時に「リンパが腫れる」という症状は、老廃物やウイルスと戦っているリンパ球の数が増えることから現れる症状なんです。
つまり、リンパは「身体の異物集めて戦う」存在なんです!
・リンパの動き?
リンパの仕事がわかったところでリンパの流れについて考えてみましょう。
心臓を流れる血液と違って、リンパ管にはポンプがありません。つまり、一定の流動的な動きが存在しないということになります。
では、どのように流れているのでしょうか。
答えは「筋肉の動き」です。
呼吸や運動による筋肉の動きでリンパ液は流れています。
しかし現代、運動や深い呼吸が少なくなっている社会では当然このリンパの動きが滞りがちに。
リンパ球の動きを活発にするために適度な運動を心掛け、リンパ節を中心としたマッサージを行う事でリンパ液の流れを良くして、ウイルスや細菌といった異物と戦う身体づくりを行いましょう!